 
■ 漢方薬のホミカ薬品店 ( 店主 : 佐藤 博 )
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肝臓は多くの機能を持ち、いわゆる 『 化学工場 』 のような役割をも果たしています。
栄養分を製造して全身に送り、エネルギーである糖を合成し、分解と貯蔵を行います。体調に応じてブドウ糖を血液中に補給して、血糖と体内のエネルギー調整をします。
タンパク質の生成と代謝、尿素の生成を行います。アミノ酸の合成と貯蔵・放出は、免疫物資の合成と貯蔵・放出に関連し、人体の免疫システムを作る上で重要な働きです。
脂肪を代謝します。脂肪酸や毒素を分解する働きもあり、脂肪を分解する胆汁酸を生成し、胆汁の合成を行い、胆嚢で濃縮させます。コレステロールの合成も行います。
有害な毒素や物質を解毒し、排出します。
有害な物質に化学反応を起こして無害化し、胆汁中に排出します。
各種ビタミンが有効に働くために、その活性化を手伝っています。
また、必要量を貯蔵する働きもあります。
コレステロールを合成し、余分なものを胆汁に排泄します。
( 体内のコレステロール以外に食物から取り込むことも必要 )
血液を凝固させるのに必要な物質を生成します。血液を貯蔵し、必要に応じて放出、抗貧血因子や鉄の貯蔵を行い、血液量の調整を行います。

肝臓は 『 無言の臓器 』 であるために、機能障害が起きても全然気付かずに済ましてしまうことがあります。なぜなら、肝臓は極めて代償性に富み、ある程度の障害では明らかな症状を確認出来ないことが多く、肝機能障害がかなり進んでから自覚症状があらわれるということがあるからです。このため、定期的に専門家による検査を受けることが重要です。
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食物や飲物を介して感染 ( 経口感染 ) します。急性肝炎を起こしますが、慢性肝炎に移行することはありません。
ウィルス感染後、2〜6週間の潜伏期を経て発病します。冬から春にかけてよく発症しますが、発病後1〜3ヵ月の経過で完治します。
幼児期の感染は症状が出ないことが多く、出ても軽症です。中高年以上の感染では、ときには重症になることがあります。発病の約1週間前より発熱、食欲不振、全身倦怠感などの症状が見られ、発病すると、吐き気、嘔吐、黄疸、肝臓の腫れ、発熱の症状があらわれます。キャリアとしての保菌者はいないとされています。

主に血液感染です。保菌者でも、成人期まで無症状で過す人が多くいます ( 母子感染、幼少時の水平感染も同様 ) 。血液を介しての経口および非経口感染ですが、B型肝炎はC型肝炎より感染力が強く、日本人の肝炎患者の約20%が、このB型肝炎と言われています。
急性に発病する場合と徐々に発病する場合があり、急性感染では劇症化する場合を除けば、ほぼ発病3ヵ月以内で治ります。母子感染は約50%ですが、自覚症状は少なく、慢性肝炎や肝硬変を起こすのは10〜30%です。B型ウィルスを完全除去する薬は開発中ですが、耐性ウィルスの出現などの新たな問題が発生しています。

主に血液感染です。ウィルス感染後、2〜6ヵ月で発病します。すべての年齢において感染する可能性があります。母子感染は少なく、15歳以下の子供の感染者は稀です。
一般に症状は軽度ですが慢性化しやすく、その後の肝臓疾患への移行がほぼ確実なため、ウィルスの駆除・消滅が必要です。日本人肝炎患者の約70%を占め、このうちの70%が慢性肝炎に移行します。A型肝炎やB型肝炎に比べ、成人での初感染は慢性化の傾向が強く、劇症化する割合も高いと言われています。

B型肝炎と一緒に感染し、劇症肝炎や肝臓癌の危険度を高めます。日本人には少ないですが、輸入非加熱製剤で感染したケースがあります。
D型肝炎ウィルスは、人間の遺伝子を作る酵素を使って自らの遺伝子を複製し、D型肝炎抗原によりウィルスの遺伝子合成が加速されます。これらは発癌などに関係していると見られています。
D型肝炎は進行が早く、インターフェロンが効かず、現在のところ有効な治療法が確立されていません。
 
日本ではほとんど見られませんが、今後新種の肝炎ウィルスが発見される可能性があります。E型肝炎は経口感染で、慢性化はしませんが、激症化することがあります。妊婦に感染した場合、致死率が10%以上と高いです。
G型肝炎は血液を介して感染することが確認されていますが、病態は未だ解明されていません。
TTV型肝炎は経口感染、血液感染です。病態はG型同様、未だ解明されていません。
※記載にあたり、 『 肝炎情報センター 』 HP、 『 C型肝炎ウィルス 消滅・駆除の実現に向けて 』 HPの文章の一部を参考資料として使わせていただきました。
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